ローカーボダイエット(低糖質)の進め方
低糖質ダイエットとは糖質の摂取を1日80gから130gまでに抑え、急激な血糖値の上昇、血糖値スパイクを起こさないようにするダイエット法である。
血糖値スパイクが起こると、膵臓からインスリンが放出され余ったエネルギーを脂肪へと変換してしまうので、急激な血糖値の上昇を避けることがダイエットには重要である。1日の摂取量を50g以下にする方法はケトジェニックダイエットと言い、大手で良く行われているものであるが、全く炭水化物を摂取出来ないため続けることが困難でリバウンドしてしまう。
血糖値の上昇を起こすのは糖質であり、糖質とは炭水化物から食物繊維を引いたものである。よってタンパク質や脂質を中心に摂取していくことになるが、炭水化物は1gに4Kcal タンパク質は1gに4Kcal 脂質は9Kcalのカロリーがあるので 特に脂質の摂取は過剰にならないようにしなければならない。オメガ3の摂取を心がける。なおウエイトトレーニングを同時に行うことが筋肉を分解せずに低糖質ダイエットを続けるための最強のツールである。
体脂肪と血糖値の上昇を防ぐ方法
1.糖質がブドウ糖に分解されるのを防ぐ作用のあるオレイン酸の摂取を進めるため食事前や間食前にアーモンドやカシューナッツを摂取する。食物繊維も豊富のため消化に時間がかかり血糖値の上昇を防ぐ。VB群も糖代謝に必要なため摂取要。クルミはオメガ3。
2.順番ダイエット 最初にタンパク質や脂質を食べ 次に緑黄色野菜やキノコ 最後に炭水化物の順番で食べ血糖値の上昇を防ぐ。納豆など大豆製品を先に食べることはおススメ。
3.ゆっくり食べ咀嚼回数を増やすことで食事誘導性発熱を促し、カロリー消費を促す。
4.脂肪を燃やしエネルギーとする褐色脂肪細胞を活性化させる唐辛子、ニンニク、玉ねぎ、青魚などを積極的に摂取する。サバ缶おススメ。さんま、豚肉も良い。
5.低GIの食品の摂取を心がけ 血糖値の上昇を防ぐ。ほうれん草のチラコイドも○とりあえず晩御飯の炭水化物の摂取をしない。1日の主食での糖質を100gに水分をよく取ることで代謝を促す。アスパラもアスパラギン酸で代謝アップ!白米は血糖値が上昇するので、発芽モチ麦や発芽玄米に代替したり、混ぜたりして血糖値の上昇を防ぐ。冷やしたおかゆも血糖値が上がりにくい。
6.有酸素運動での脂肪燃焼を考える場合、朝食前が一番良いが、どの時間でもやれば効果が出る。トレーニング後もおススメ。